性器ヘルペスの水ぶくれは潰しても大丈夫?

性器ヘルペスは、性病の一つで患部に水ぶくれができるのが特徴です。かゆみも伴うため、つい潰したくなる人も多いようですが、潰すのはNG。
ここでは、性器ヘルペスの代表的な症状「水ぶくれ」と水ぶくれを潰すことで引き起こされるリスクについて紹介していきます。

性器ヘルペスの代表的な症状「水ぶくれ」

ヘルペスウイルスに感染し、性器ヘルペスを発症すると様々な症状があらわれます。中でも代表的なのが水ぶくれです。小さな水ぶくれが多数できるのが特徴的で、治療せずに放置しておくと潰れて悪化の原因になってしまいます。

また、個人差はあります一般的には発症からの日数によって様々な症状が出てきます。
・感染(潜伏期間)~発症後数日:発熱、体がだるい
・発症~15日前後:水ぶくれ、びらん、潰瘍、疼痛
・発症前後数日、発症15日前後:かゆみ
・発症後~30日:リンパ節腫大

ヘルペスウイルスに感染してから発症前後は、体のだるさや発熱、陰部のかゆみなどの違和感があることが多く、その後水ぶくれなどができます。そして、水ぶくれがつぶれることでかゆみが強くなるという経過をたどっていきます。

性器ヘルペスの水ぶくれは潰しても大丈夫!?

陰部に水ぶくれができると、見た目の問題や違和感が出てくるため潰したくなる人も多くいるはずです。
では、このように水ぶくれを潰してもいいのでしょうか?
その答えはNO。水ぶくれを潰してしまうと、さらに症状が悪化させてしまう可能性があります。

性器ヘルペスの水ぶくれを潰したことで引き起こされるリスク

性器ヘルペスの水ぶくれの中に溜まっている水には、ウイルスが無数に存在しています。そのため、水ぶくれを潰してしまうと周囲にウイルスが広がってしまいます。かゆみが強く、患部を掻いている場合は傷がついていることも多く、そこからさらにウイルスが侵入することになれば、ますます症状を悪化させてしまう可能性もあるのです。

また、水ぶくれを手で潰した場合は、手にもウイルスが付着しているため、その手で体や顔などを触ることでウイルスが拡散されてしまうケースも。その結果、性器以外の場所に炎症が広がってしまうこともあります。

このように、自分で性器ヘルペスの水ぶくれを潰してしまうと、症状を悪化させるだけではなく、他の場所にまで炎症を広げてしまうことがあるため、水ぶくれを潰してしまわないように注意しましょう。

性器ヘルペスの水ぶくれが潰れた時の対処法

水ぶくれを潰さないように気を付けていても、かゆみのせいで掻いてしまった時につい水ぶくれを潰してしまったというケースも中にはあるかと思います。

このような場合は、潰れた水ぶくれから出てきた汁が周囲に広がらないように、綺麗にふき取り、患部を清潔にするようにしましょう。そして、手は必ず綺麗に洗い流し、消毒することをおすすめします。

ただ、性器ヘルペスの場合は水ぶくれが潰れることでかゆみや痛みがひどくなることが多くなっています。放置していても自然治癒する病気ですが、症状が強い場合は病院に行き、しっかりと処方を受けるようにしましょう。

まとめ

性器ヘルペスでできた水ぶくれの中には大量のヘルペスウイルスが存在します。その水ぶくれを潰してしまうと、ウイルスが新たな傷口に侵入したり、周囲に炎症を広げたりして悪化させてしまう可能性があります。また、ウイルスのついた手で顔などを触ると、性器以外の場所にも炎症を広げてしまうことも。

また、接触感染で人に移るため、ウイルスのついた手で他人を触ることで性器ヘルペスを移してしまうこともあるため、要注意です。

水ぶくれを潰してしまうと、かゆみや痛みが強くなることが多いため不用意に自分で潰さないようにしましょう。性器ヘルペスは自然放置で治癒する病気ですが、病院で適切な治療を受けることで症状を悪化させずに済みます。気になる症状が出ている場合は、早めの対処を心がけましょう。


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